明治大学生田ゲストハウス

所 在 地:神奈川県川崎市多摩区栗谷
用 途:外国人研究者用ゲストハウス
構 造:RC造(一部S造)
規 模:地上2F
敷地面積:518.87㎡
延床面積:371.37㎡
竣 工:1998年5月

小田急線生田駅の近くに建てられたこのゲストハウスは、明治大学が招聘した海外の研究者の為の宿泊施設である。ここでは単なる宿泊施設としてではなく、宿泊する研究者と大学の教職員と学生達が積極的に意見交換し、交流を深める事のできる場となることが強く意図された。 1階には交流スペースとしてのエントランスホール、中庭、家族用居室が3室配され、2階には単身者用居室6室と和室が計画された。デザインを進める上でのキーワードを「和(Hospitality)」とし、以下の点に留意し計画を進めた。 1.外的自然環境に配慮し、建物高さを極力押えると共に外部デッキを設ける事により、日照、通風を出来るだけ確保した。雨水についても中庭の仕上げに浸透性を持たせ、温熱環境に配慮した。 2.内装については、ホルムアルデヒドの発生を極力押えると共に出来るだけ安価な自然素材を用い、暖かくてやさしい居住空間をイメージした。 3.宿泊棟を五反田川に沿ってのびのびと配置する事により、各居室へ至る回廊がマロニエのある中庭を囲むようにし、 建物としての一体感が生まれるよう意図した。 特にエントランスホールは引き込みサッシュにより中庭と一体化し、この場で様々な交流の機会が得られることが期待されている。