「星の森」鵜沼駅前駐輪場+多目的レストルーム

​所 在 地:岐阜県各務原市
主 要 用 途:立体駐輪場 / 多目的便所
構 造:S造 / RC造
規 模:地上2階 / 地上1階
敷 地 面 積:597.68㎡
延 床 面 積:781.42㎡ / 36.52㎡
竣 工 日:2003年9月 / 2003年12月
基 本 設 計: 石川幹子 + 慶應義塾大学 石川研究室

本プロジェクトにおける駐輪場とトイレ棟では、駅前広場のような公共空間の中で、いかに建物が単なるオブジェとしてではなく、たたずまいとしてランドスケープに積極的に参加できるかということを追求した結果、風景と共に変化するガラスのダブルスキンを採用することにした。特に、「遠景」としては、朝、昼、夕の時間帯に光の具合が時々刻々変化する環境の中で建物の表情をどのように呼応させるかを追求し、「近景」としては、視点が移動するに従い、ダブルスキンによるレアー効果が変化して不思議な奥行き感が生まれることを意図した。具体的には、離隔したダブルスキンの各々のガラス面に鏡面、半透明、不透明の円形フィルムを全く同じパターン状に貼り付け、光の反射、透過、不透過によるパターンの変化とそれらのレアー状の重なりによる複雑な効果を期待している。期待以上に建物が表情を変え、我々に語りかけてくれる存在となっていることは、設計者にとって大きな喜びである。